顧問の先生方より、新年のご挨拶

NPO法人 機能性素材研究会 顧問の先生方より、新年のご挨拶をいただきました。

 NPO法人 機能性素材研究会 理事長 萩原 優

NPO法人 機能性素材研究会 理事長 萩原 優

皆様、明けましておめでとうございます。お正月を如何お過ごしになられたでしょうか。
 私は今年「古希」を迎えます。「光陰矢のごとし」といいますが、本当に年月の過さるスピードには驚きます。ただ、男性の平均寿命の80歳には未だ10年もあるのです。
今までは、昔は年を取るのは嫌だと思っていました。ただ、最近は嫌だと思っても年は取るので、じたばたしてもしょうがない、それを受け入れようと思うようになりました。
また、年を経るに従い、若い頃には感じられない機微も感じられる様になりました。私は現実を受け入れることが幸せだと思っております。食べるものが食べられ、出すものが出せて、眠る時に眠れる、好きな所に行ける。これ以上の贅沢はないと感謝の日々です。そんな訳で、たいした夢や希望もありませんが、機能性素材の力も借りつつ、やってくる日々を自然体で穏やかに過ごしたいと思っております。皆様におかれましてもいい年をお過ごしください。

 医療法人 野村消化器内科 理事長 野村 喜重郎

 医療法人 野村消化器内科 理事長 野村 喜重郎

 

 長寿世界トップになるには①がん、②心臓病、③肺炎、④脳卒中の四大疾病を減らすことです。もっともっと大切なのは、健康寿命を延ばすことです。そのためには加齢のせいにしないことです。加齢とともに筋肉が衰え、脂肪が多くなり、骨塩の減少とともに身体機能がおち、障害が発生し、日常生活能力が低下し、健康寿命が、低下するのです。今年からは、メタボリックシンドロームを予防し、サルコペリアや骨粗しょう症を予防して、元気はつらつな心身をつくることです。

私が長年つづけてきた健康の秘訣は、健康長寿を延ばす機能食品の慎重な選択と、メタボリックシンドローム、サルコペリア、骨粗しょう症の予防です。特に玉石混淆(ぎょくせきこんこう)のサプリメントの中から①LEM、②バイオソフト、③モナコリン、④シャークを愛用しています。とても元気はつらつな快適な毎日です。

一人でも多くの方が、私と共に御健勝、御多幸になられることを期待しております。

 東邦大学薬学部 臨床薬学研修センター 教授 柳川 忠二

東邦大学薬学部 臨床薬学研修センター 教授 柳川 忠二

 

本年も元気な1年を過ごせますよう、皆様とともに精進していきたいと思いますので宜しくお願い申し上げます。
昨年の暮れには、経済活性の3本の矢でスタートした阿部政権が、アベノミックスの副作用という言葉も聴かれるようになりました。1本目、2本目の矢と順調にアベノミックスが提唱されてきましたが、急遽の治療は全体のバランスが崩れてきます。薬での治療と極似しています。一見良くなったように感じます。特に、高血圧や糖尿病などの慢性疾患は薬を飲めば、血圧も血糖値も下がることは確実ですが、数値は下がっても身体は強制的に押さえつけられているのと同じですので、疾患体質は治っておりません。バランスが崩れ出すと、薬は強いものに変更、副作用は出だしてそれに対する薬が出され、決して健康とは程遠くなっていきます。

その点機能性素材は、自然体の身体の補強ですので無理がなく、動ける身体を作りますので長い目で見ますと素晴らしい結果をもたらすものと理解しています。じっくり腰を据えて身体の活性に取り掛かりましょう。

 女子栄養大学 教授 林 修

女子栄養大学 教授 林 修

 

昨年7月に発表された厚生労働省「2013年簡易生命表」によると、日本人男性の平均寿命が初めて80歳を超えた。女性は過去最高の86.61歳で2年連続の世界一とのこと。しかし、介護も要らず自立して元気に過ごせる期間を示す「健康寿命」は、平均寿命よりも男性で約9年、女性では12年ほど短い。依然として人生最後の10年余りを何らかの健康障害を抱えて暮らすかと思うと、”後期高齢者“の言葉とともにその受け容れの覚悟が要る。

その抗いには、その健康障害の程度を低くかつ期間を短くする知恵と工夫が求められる。動物の進化は腸から始まる。個々のからだの発生でも、まず腸管ができその後に脳・神経が発達する。腸があるからこそ他の器官のはたらきが保障される。口から入る多くの物質の中から善玉・悪玉を選り分けてくれるこの健気な器官を、一生涯に亘って労わることこそ健康の秘訣ではないでしょうか。本年も健やかに良い歳を重ねましょう。

 宮城大学 食産業学部 教授 西川 正純

宮城大学 食産業学部 教授 西川 正純

 

皆さん、明けましておめでとうございます。
厚生労働省の2013年簡易生命表によると日本人の平均寿命は女性が86.61歳、男性が80.21歳と前年を上回り、女性は世界一、男性は初めて80歳代に達しました。その一方、日常生活に制限のない期間、いわゆる健康寿命は、女性が74.21歳、男性が71.19歳と男女とも世界一ですが、平均寿命との差はまだまだです。ただ、その差は2010年に比べれば短縮してきており、背景には健康への意識の高まりから食生活の改善や積極的な運動への取り組みがあるとされています。しかし、ロコモティブシンドロームに代表される関節や骨、筋肉などの運動器官の障害は、要介護支援の原因の第1位が関節疾患、第4位が骨折・転倒であることからも分かる通り、日頃から関節、骨、筋肉などの運動器官の衰えを防ぐことが重要です。
本年もクリエイトフューチャーズの機能性素材を活用して、セルフケアに心がけ、心身共に健康に過ごしていきましょう。私も引き続き機能性素材の研究や活用について、幅広くご紹介していきますので、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます

ふれあい町田ホスピタル 薬剤師 根津 良幸

薬剤師 根津 良幸

 

あけましておめでとうございます。

日本において、寿命の概念は近年大きく変わり、平均寿命重視から健康寿命重視となりました。このことは、国の健康増進に対する政策にも盛り込まれています。背景には、医療関係予算の抑制があります。現在、平均寿命と健康寿命の差は、男性が9.13歳、女性が12.68歳あると言われています。イコール!要介護・要支援の平均期間が以上であると言い換えることができます。病院薬剤師の視点からも実感する場面が、多くあります。薬剤の開発や手術などを代表とする医療技術の発展によって、確かに生きながらえることが可能にはなりました。しかし、今ひとつ足りない?それは、「自立した生活」です。病院任せ・人任せでは、なかなか実現しないのではないでしょうか?ご自身で健康寿命を維持する手段の一つとして、補完・代替医療の観点からうまく機能性素材を使いこなすことが重要だと思います。これからは、平均寿命ではなく健康寿命を基準として、長寿国だと言われる日本にしてみたくはありませんか?